2021-02-24 第204回国会 参議院 国民生活・経済に関する調査会 第3号
その中で、これは私のつくった言葉ですけれども、リフレ派の中でも現ナマ派と私が言っている人たちが私を含めて二、三人いるなというふうに思っているんですけれども、要するに、その期待に働きかけるんじゃなくて、もう直接お金を配ってしまえということを何年も前から私なんかは申し上げておりまして、私はそれをヘリコプターマネーという言い方をしているんですけれども、これは元々ノーベル賞を受賞したフリードマンの言葉ですけれども
その中で、これは私のつくった言葉ですけれども、リフレ派の中でも現ナマ派と私が言っている人たちが私を含めて二、三人いるなというふうに思っているんですけれども、要するに、その期待に働きかけるんじゃなくて、もう直接お金を配ってしまえということを何年も前から私なんかは申し上げておりまして、私はそれをヘリコプターマネーという言い方をしているんですけれども、これは元々ノーベル賞を受賞したフリードマンの言葉ですけれども
そういった要因が挙げられて、結果として、これだけお金が、ヘリコプターマネーでばらまけば物価は上がるなんて言っておられた方も随分おられましたな、昔は。昔はといっても、まだいますけれども。そういう人もおられますけれども、現在、現実問題としてはそのようになっていない理由と言われれば、多分そういうことなんだと思うんですけれども。
デフレスパイラルに日本が、経済が陥っていったときと同じような実は空気感を感じておりまして、したがって、私は、西田先生と財政的な考え方、余り一致するところはないんですけれども、ないんですけれども、しかしながら、景気を刺激させると、冷え込んでいる、そしてコロナ対策によって経済の流れが止めてしまっているわけでありますので、これを回すための要は真水を、言い方悪いかもしれませんけれども、カンフル剤としての、それこそヘリコプターマネー
○国務大臣(西村康稔君) これも常々議論がある話でありまして、政府紙幣としていわゆるヘリコプターマネーと呼ばれるような形で配ること、あるいは、これまでもやってきておりますけれども、商品券のような形で期限を限定して配るようなこと、あるいは現金給付、これは過去にもやってきたことがございます。
○参考人(雨宮正佳君) 御指摘のとおり、ヘリコプターマネーについては論者によって定義が大分違うようでありまして、どの意味内容で議論されているのかということを慎重に見極める必要があろうかと思うんですけれども、例えば金融政策、緩和的な金融環境を金融政策で整える下で政府が機動的な財政政策を実施するというふうなことは、これはある意味でオーソドックスないわゆるポリシーミックスという戦略でありますので、単純に金融緩和
ヘリコプターマネー、そこでもいろいろと議論したと思いますが、形態はそれぞれございます。その文章を書いたときに念頭に置いたのは、財政法第五条で日銀の直接引受けは原則としては禁止されてはいるけれども、しかし毎年国会が議決をした分については現実に行われているということでございます。
○古賀之士君 参考人は、おととしの新聞の連載でヘリコプターマネーについて解説していらっしゃいます。このヘリコプターマネーについて伺いますが、現在も同じ意見でございましょうか、改めて伺いたいです。ヘリコプターマネー政策を採用することを政策委員会で提案するかどうかも併せて伺います。
この話は、結構いろいろやってきまして、少なくともジョージ・ソロスなんという何となく怪しげなおじさんが財務大臣室まで訪ねてくるぐらい、これがいい話、ヘリコプターマネーの話ですよ、簡単に言えば。真面目な話をして、大真面目にして、まあ九十も過ぎて金の話しかできないというのはよほど病気みたいな人なんだなと思って話を聞いていましたけれども。
今回の日銀の政策枠組み変更には、金融仲介機能の低下、金融政策の効果の低下という副作用を解消するという表向きの理由もありますけれども、ヘリコプターマネーに足を突っ込み始めたところを引き返したという面もあるのではないかというふうに思います。
具体的に申し上げますと、日本銀行が行っております大規模な金融緩和政策、これはあくまでも二%の物価安定の目標を実現するために行っているものでありまして、これは、財政ファイナンスあるいはヘリコプターマネーとは異なるものであるというふうに考えております。
日銀の金融政策がヘリコプターマネー政策と断定するには、恒久的なマネーの増加等により日銀がインフレファイターの役割を放棄したと言えることが必要であります。 それには決定的に重要な要素が幾つかあるのだと思いますが、政府は本当にインフレによらない財政再建を進める心づもりはあるのか、私は疑問に思っております。最近の政府の財政出動一辺倒の姿勢からはその覚悟が感じ取れないわけであります。
○参考人(黒田東彦君) いわゆるヘリコプターマネーにつきましては様々な定義で議論されておりますけれども、中央銀行による国債の直接引受けを含め、財政政策と金融政策を一体として運営するということであれば、我が国を含む先進国では歴史的な経験を踏まえて制度上禁止されているというふうに理解しております。 なお、財政法の第五条では日本銀行の国債引受けが禁じられております。
次の質問も黒田総裁にお聞きしたいんですが、二〇一三年四月に異次元の量的緩和をやった際に黒田総裁は、戦力の逐次投入はしない、あるもの全部出し切ったとおっしゃったんですけれども、その後どんどんどんどんいろんな戦力が出てきて驚く次第なんですが、今年の夏にヘリコプターマネーの議論がありました。
○丸山委員 そういうお答えだということでございますけれども、先ほどのほかの委員の議論で、いわゆるヘリコプターマネーの議論を少しされていました。今、市場に出ている国債を、事実上、財政ファイナンス的に日銀が買い支えている側面があるんじゃないかと私も危惧しているんですけれども、しかし、総裁は先ほどの質疑では、これは財政ファイナンスではないというふうに御答弁をされております。
あと、もう一つ、ヘリコプターマネーという言い方をしますけれども、つい最近のインタビューでも黒田総裁はヘリコプターマネーについてお答えになられていましたが、これは財政ファイナンスでないと言えるのか。そのロジックはどうなっているのか。
ただ、御承知のように、この問題については昔からさまざまな経済学者がいろいろなことを言っておられまして、一番最初にヘリコプターマネーという言い方をしたのは、もう亡くなったミルトン・フリードマンだと思いますが、その後も、最近のいろいろな経済学者の方がいろいろなことを発言しておられまして、そういった発言はよく承知しておりますけれども、先ほどの答弁で申し上げたように、ヘリコプターマネーの基本的考え方というのは
金を刷れば景気がよくなる、ヘリコプターマネーとか言われましたけれども、よく竹中平蔵という人が言っていたと思うんですが、まだ生きておられると思いますけれども、この方がよく言っておられたので、その当時からよくぶつかっていましたので、それは全然違いますということを申し上げて、あのときも、日本銀行に対していろいろな形で、白川さんのときに三十兆とか、多くの金が出されたと思いますが、結果的には効果がなかった。
なお、ヘリコプターマネー云々ということがよく言われますが、これをそもそも言われた方は、中央銀行の紙幣をいっぱい刷って、それをそのまま個人にあげるという話なんですね。
例えば、経済の世界ではヘリコプターマネーという言葉があります。日銀がヘリコプターで空からお金をまく、それを国民が拾ってそれを消費に充てる、その場合には日銀券の発行量あるいは発行高、これ日銀が決めるというふうに言えますよね。だけども、企業だとか家計は、自分たちが市中銀行に持っている預金を解約して日銀券を手に入れるわけですよね。クリスマスだ、年末、お正月だということになると手元に現金が欲しい。
○麻生国務大臣 これは、基本的に一番大事なところは、安住先生もよく御存じのように、日銀が金を刷る、よく言われるヘリコプターマネーという話ですけれども、金を刷れ刷れといって、三十兆、三十五兆まで刷ってためたことがあります。竹中平蔵という人が担当だったと記憶しますけれども、だったって、まだ死んじゃいないから、竹中平蔵さんがおられるころの話。 結論、景気はよくならなかったんですよ。
昔、ヘリコプターマネー論みたいなものがありましたが、政府も政府紙幣を出したらいいんじゃないかとか、いろいろな議論になってしまうんですけれども。
しかし、当時、閣内でいろいろ意見が分かれて、当時はヘリコプターマネーなんというわけのわからぬ言葉がはやっていましたけれども、日銀が金を刷りさえすりゃ回るんだみたいな話をしていた人もおられましたけれども、現実問題、日本銀行がお金を刷っても、市中銀行に、あなたは日銀に当座預金としてこういう預金がありますよという額が示されるだけで、別にそれから先に、市中に回るわけではありませんので、少なくともマネーサプライ
○麻生国務大臣 一番最初に言われた、マネタリーベースを日銀が幾らふやしてもマネーサプライがふえないというところが一番理解されないで、一時期よくヘリコプターマネーという言葉があって、マスコミなんかはえらい受けていましたな、何か、金をばんばん刷れば世の中が豊かになるみたいに、こんな単純な話で世の中いくなら簡単よと思って聞いていましたけれども。一時期、これはえらいはやった話だったんですよ。
日本銀行、よく言われるヘリコプターマネーとか、いろいろな意味で、お金を刷ればいいじゃないかという御説は今でもまだちらほらちまたに言っておられる方がいないわけではありませんが、大蔵省におられておわかりと思いますが、お金を刷るということは、日本銀行が市中銀行に対して、日銀の当座預金を、おたくは幾らあります、おたくは幾らありますというのを知らせるだけであります、簡単に言えば。
○西田昌司君 白川総裁がおっしゃいましたように、結局ヘリコプターマネーというのは、一番早い話、お金を本当にまいたらいいんですよ、ヘリコプターから。しかし、それをやるとどういうことになるかというと、取り合いでとんでもない犯罪が起きますし、一度やってみたらいいと思いますが、大変なことになります。じゃ、実際できないんですよね。
いわゆるヘリコプターマネーですよ。 日銀がまだまだ足らないという意見が多いんですね。もっとどんどんヘリコプターマネー、もっとどんどんお金を金融機関に出しなさいよと、こういう主張があるんですが、この主張に対して白川総裁はどういうふうにお考えですか。
○参考人(白川方明君) ヘリコプターマネーというのは、比喩的に使われますけれども、文字どおり天からお金が降ってくるわけではなくて、先生も御存じのとおり日本銀行が資金を供給するということでございます。そのときに、国債を買い入れて資金を供給すれば景気が良くなってくる、あるいはデフレが克服されるという、そういう議論でございます。
○筒井委員 ヘリコプターマネーはだれが拾うかわからない。一部しか拾わないでしょう。そして、定額給付金は全国民にばらまく。しかし、そのために八百億円の費用がかかっている。そういう違いはあるんです。違いはもちろんあるんですよ。全く同じだと言っていないんです。 だけれども、両方ともが、もらっている人は喜んで、それは、くれればありがたいですから、もらいますよ。
○与謝野国務大臣 今回の予算の中に、先生の言われるヘリコプターマネーというようなものはどこにも入っておりません。仮にヘリコプターでお金をまくとだれが拾うかわからないということがありますけれども、今回は、予算の支出の先は全部決まっておりますし、定額給付金も受け取る方はきちんと決まっているわけですから、ばらまきと言われては困ると思っております。
ヘリコプターマネーという言葉も使っています。これもバーナンキが言った言葉であって、バーナンキがそのことを主張しているという意味ではありませんからね。その点、誤解しないでくださいね。 要するに、ヘリコプターで現ナマをばらまくというこのヘリコプターマネー、これがやはり間違いであるというふうに考えるわけでございますが、しかし、今度の定額給付金とか、これは、それとどこが本質的に違うんですか。
ヘリコプターマネーだと。私はヘリコプターマネーの方がまだましで、ばらまけば拾うのは、多分子供が多いでしょうから、子供の多い世帯に収入が増えるんじゃないかと。
ちょっとそこで話を変えまして、今回の定額給付金というのは、いわゆる経済政策という点でいえば、よくヘリコプターマネーと呼ばれる政策だなと私は受け止めているんですね。